1年中でもっとも気温の低い時期を迎え、蔵の中では複数の仕込み作業が並行して行われています。今回は掛け米の蒸かし作業中の慌ただしいなか、番組をお届けしています。聞きどころは前日の夜に録音した酵母の発酵する音。何十億という酵母菌が発する“声”をお聞きください。
この酵母菌に麹を足し、蒸米を加えることで酒母をつくります。この酒母にさらに酵母と麹、掛け米と水を三段階に分けて加えて発酵を進めます。櫂(かい)でかき混ぜる櫂入れの作業では、杜氏と頭(かしら)が南部流の仕込み唄を披露してくれました。
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