2006年3月18日土曜日

【平成17酒造年度Live!_07】杜氏に聞く 南部流生もと造り

例年になく寒く雪の多かった冬も終わり、蔵の周辺でも春の兆しが感じられるようになってきました。今回は、昔ながらの日本酒の製法である“生もと造り”を復活させた杜氏さんに蔵元がインタビューしています。ちょっと専門的な内容ではありますが、伝統の酒づくり復活の背景が詳しく語られています。


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2006年3月3日金曜日

【まずは、ねまって】第2回 日本酒と食べ物の相性を考える

蔵元 佐藤元が日本酒にまつわる様々な話題を考察する新シリーズ、第2回は日本酒をいろいろな食べ物と組み合わせて自由に楽しんでみても良いのでは?と提案しています。某政治家の発言で有名になったアノ食べ物も登場!

2006年2月14日火曜日

【まずは、ねまって】第1回 日本酒の飲み頃(温度)を考える

蔵元 佐藤元が日本酒にまつわる様々な話題について語ります。第1回は日本酒を様々な温度で楽しんでみても良いのでは?と提案しています。

2006年1月20日金曜日

【平成17酒造年度Live!_06】2006年1月20日 大寒 あづまみね寒づくり

 1年中でもっとも気温の低い時期を迎え、蔵の中では複数の仕込み作業が並行して行われています。今回は掛け米の蒸かし作業中の慌ただしいなか、番組をお届けしています。聞きどころは前日の夜に録音した酵母の発酵する音。何十億という酵母菌が発する“声”をお聞きください。

 この酵母菌に麹を足し、蒸米を加えることで酒母をつくります。この酒母にさらに酵母と麹、掛け米と水を三段階に分けて加えて発酵を進めます。櫂(かい)でかき混ぜる櫂入れの作業では、杜氏と頭(かしら)が南部流の仕込み唄を披露してくれました。



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2005年12月31日土曜日

【平成17酒造年度Live!_05】2005年 年末特撰 酒は手づくり 吾妻嶺

年末スペシャル 番外編。倉庫から発掘したお宝音源をお送りします。

この音源、『酒は手づくり 吾妻嶺』と題されたCM曲で、先々代の蔵元が手がけたものとか。著作権が当蔵にあることが確認できたため晴れて配信と相成りました。かなり熟成が進んでイイ感じになってます。ぜひお楽しみください。

番外編の今回は、通常の酒づくりの音を中心にした構成から離れ、当蔵の倉庫から発掘されたお宝音源ネタを大々的にフューチャーしています。

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2005年12月6日火曜日

【平成17酒造年度Live!_04】2005年12月6日 初しぼり

本来であれば前回の麹米づくりの後に酒母(しゅぼ)と呼ばれる酒の酛(もと)を作る作業や、麹と掛け米、仕込み水を三段階に分けて投入する「三段仕込み」の作業が続き、醪(もろみ)となって発酵が進みます。この部分は酒づくりの最盛期を迎える真冬の時期にじっくりお伝えすることにして、今回はいよいよ迎えた「初しぼり」の様子をお伝えします。
作業の流れはポッドキャスト内で解説していますが、無事新酒をしぼれた安堵感が蔵元の声にも表れています。しぼったお酒は松尾様にお供えし、新酒ができあがったことを報告します。果たして今年の新酒の出来やいかに?
ガラス製の一斗(18リットル)瓶に新酒がたまっていく様子は、水琴窟にも似た美しい音がします。耳を澄まして新酒が誕生する瞬間を“体験”してください。




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2005年11月2日水曜日

【平成17酒造年度Live!_03】2005年11月2日 初蒸米

 前日に洗米した酒米を甑(こしき)という巨大な蒸籠(せいろ)のようなものに移し、高温の蒸気で蒸し上げます。今回は10kgと比較的少量ながら、米の状態を考慮しながら慎重に蒸米の時間を調節していきます。

 蒸し上がったお米は計量後に麹室(こうじむろ)に運び込まれ、あら熱を取り余分な水分を蒸発させます。この時、均一に温度が下がるよう手で米の塊をほぐしていきます(蒸し上げた米を手でほぐすわけですから何しろ熱い!)。温度と湿度が平均化したら麹菌を振る「種きり」作業、その麹を蒸米に混ぜ込む作業と続きます。



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